カラダブログ

心と身体の声を聴く食事療法~Intuitive Eating~ 

2024年05月27日

ロサンゼルスから日本に移住~経営者向けコーチングも開始~Mayuko Okai



岡井麻悠子先生

■岡井麻悠子先生のプロフィール 
東京生まれ、アメリカ育ち。米国登録栄養士(管理栄養士)を取得し、ロサンゼルスの医療機関に務める。ヨガとの出会いをきっかけに退職し、心と身体の声を聴く食事療法 Intuitive Eating=IE(インテュイティブ・イーティング)のコーチングを始める。2020年にロサンゼルスから長野県に移住し、日本でIEを広める活動を開催。2021年にはアメリカで出版し、今年にはインテュイティブ・イーティングの和訳が出版予定。今年から経営者向けコーチングへ展開。


聞き役(中東真紀:カラダノミライ研究所 代表)
                                         
【中東】
岡井先生、3年前の三重県尾鷲市※のプロジェクトでは、ヨガ講師をしていただき、本当にありがとうございました。本日は、いろいろとお話を聞かせてください。岡井先生は、日本に来られる前は、ロサンゼルスの病院に勤務されていましたが、どんなお仕事をされていたのですか?また、日本でお仕事しようと思われたのは、なぜでしょうか?

【Mayuko Okai】
尾鷲に行ったのはもう3年前ですね!中東先生には本当にお世話になっています。私の仕事は「人の健康と幸せを応援する」ことです。人は本当の自分に戻り才能を発揮することで心身が整えるのです。アメリカの大学院卒業後、ロサンゼルスの病院で臨床栄養士をしていました。元々人の健康と幸せに興味があり医療に入ったのですが、病院の仕事は思っていたものと違い、自分の仕事に満足できなかったのです。でも、敷かれたレールの上を歩んできた私にとっては本当にやりたいことを追うのは無理だと諦めていました。そこで、ヨガを始めて自分と向き合うようになり、このままではいけないと確信したんです。31歳で退職したときに初めて「自己決断」をしました。そのお陰で身体の健康だけではなく心のケアの大切さに気づき、この生き方を広めて行きたいと思いました。ヨガから始め、心と身体の声を聴くインテュイティブ・イーティング(IE)のコーチングを始めました。体型や食事の悩みから解放して、自分で人生を切り開いてもらいたいと思いました。日本に来てみるとIEが全く知られていなかったため、私が広めないといけないと思ったんです。そこで日本人向けのコーチングとIEの翻訳をすることにしました。日本に来た理由は私が日本人としてのアイデンティティーが強く、いつか日本に住んでみたいという夢を叶えにきました。合わなかったらアメリカに帰ればいいと思いましたが、今ではアメリカでの生活は考えられません。


Cedars Sinai Medical Centerのスタッフ 後の左から2番目が岡井先生

【中東】
「人の健康と幸せを応援する」仕事、とても素晴らしいです。心と身体の声を聴くインテュイティブ・イーティング(IE)は、岡井先生に初めて教えていただきましたが、日本ではまだまだ未開発の分野であり、耳慣れていないのが現状です。ストレス社会の日本だからこそ、学びたいですね。「マインドフルネス」については、日本でも聞かれるようになりましたが、具体的には、どのようなものでしょうか?

【Mayuko Okai】
私が思う「マインドフルネス」は玉ねぎを剥く作業です。生活している中で様々な影響を受けたり、感情に蓋をすることで自分を見失いやすくなります。立ち止まって自分を知る。心が何を訴えているのか、身体が何を伝えようとしているのか。そこに耳を傾けることで本当の自分が見えてくる。玉ねぎの中心が本当の自分。雑念やマインドブロックが玉ねぎの皮。一枚一枚剥いていくことで少しずつ解放されていく。常にSNSやメディアの刺激を浴びていたり、仕事だけ頑張っていると本当の自分からかけ離れてしまう中、静かな時間を設けることでやっと自分とつながれるということだと思います

【中東】
玉ねぎを剥く作業とは、とても面白いですね。自分の心と身体に向き合うことは、なかなかできることではないですね。興味深いです。岡井先生の指導されている「インテュイティブ・イーティング(IE)」についても詳しく教えてください。

【Mayuko Okai】
IEを訳すと「直感的な食事法」ですが、心と身体の声を聞く食事法の方が分かりやすいかもしれませんね。IEはアメリカの管理栄養士により考案されたもので、医療機関でも導入されている食事法です。
肥満や摂食障害が問題とされていますが、身体の声を聞くことができていません。空腹感、満腹感、満足感を大事に、丁寧に食事を摂ることで人は適切な食生活が送れるはずです。でも、仕事が忙しくて食事がおろそかになったり、やせたい気持からダイエットをして「ふつう」に食べられなくなってしまうこともあります。
カロリーや栄養学を意識しすぎたり、食事に意識を向けていない人にとって、非常に重要なツールです。インテュイティブ・イーティングは特別なことを伝えているわけではなく、本来の食べ方に戻すことを伝えています。食事指導はせずに、食への意識や食べ方を教えています。

【中東】
摂食障害は日本でもとても増えています。食事指導では逆効果になることもありますね。食への意識や食べ方を変えることがIEの技術なのですね。日本でも取り入れて欲しいです。岡井先生を含めて、日本でIEを指導できるのは数名とお聞きしました。先生の翻訳された本が待ち遠しいです。
尾鷲市のプロジェクト「ココリズムツアー」では、ヨガを教えていただきましたが、
このツアーの全体の感想をお聞かせください。


アメリカで出版された著書「Intuitive Eating」、2024年和訳も出版される予定。
Mayuko Okai :The Journal for Emotional Eating: A Guided Journey to Improve Your Relationship with Food ペーパーバック – 2021/9/7 英語版

【Mayuko Okai】
ココリズムは本当に楽しく、私にとって貴重な体験でした。日本から来たばかりだったので、このようなプロジェクトに関わることができてとても嬉しかったです。ふつうの観光する旅行ではなく、ウェルネスをテーマにした旅がよかったと思います。
個人的には熊野古道を歩いたり、毎日美味しいごはんを頂けたことが印象に残っています。

【中東】
ありがとうございます!とても嬉しいです。また企画しますので、その時はまた、ヨガの講師をお願いいたします。岡井先生が、今、夢中になっていることはありますか?

【Mayuko Okai】
潜在意識の勉強が本当に楽しいです。
何か上手くいかないとき、潜在意識を探ると答えが出てきます。過去の出来事から「できない」と思い込んで上手くいかない。でも、「できる」と思い込んでいる、勘違いなんですけど、できてしまうんですね。
この原理を活用できると、どんな問題でもより深く、早く解決できるようになります。

【中東】
潜在意識ですね。これも面白そうですね。また、詳しくご教授ください。
それでは最後に、先生の今後の活動について、教えてください。

【Mayuko Okai】
私のミッションは「本当の自分を見つけて才能を発揮することで心身ともに健康に」を応援することです。これは子どもの頃からの「健康と幸せを手助けしたい」につながっています。
今後は食にこだわらず、経営者の支援に力を入れていきます。
社会貢献するためにビジネスを始めたのにセルフケアがおろそかになり、ストレスや体調不良に悩まされている経営者のサポートを始めました。私もそうなんですが、特に長女気質の経営者はしっかりしないといけない、頼れない、自分を後回ししてしまうという傾向が強い人が多いです。何もかもこなせて周りには大丈夫だと思われても、隠れ生きづらさもあるんですよね。そんな女性リーダーを応援すれば、より健康で幸せな世の中になると思うんです。

【中東】
岡井先生のミッションですね。それはとても素晴らしいです。私も是非とも受けたいと思いますので、今後もどうぞ宜しくお願いいたします。楽しみにしています。
今日は、お忙しい中を、本当にありがとうございました。


岡井麻悠子先生のオフィシャルサイト:https://www.mayukookai.com/
innsutagiu:https://www.instagram.com/mayuko.intuitive.eating/
 ★★★https://www.instagram.com/chojo_mayuko/
Facebook:https://www.facebook.com/mayuko.intuitive.eating


※三重県尾鷲市でのプロジェクト


 まずは、旅のはじめに伊勢神宮(内宮)にお参りをしました。


 岡井先生のモーニングヨガ(三重県尾鷲市)


 山の上でのヨガは、最高でした!(三重県尾鷲市)


 静寂とした時間を、ゆったり過ごしました。(三重県尾鷲市)

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