■フードダイバーシティ株式会社
代表取締役 守護 彰浩 社長 プロフィール
フードダイバーシティ株式会社の守護社長さん。趣味は野球とサウナ
1983年石川県生まれ。千葉大学卒。2006年に世界一周を経験後、2007年楽天株式会社に入社し、食品分野を中心に様々な新規事業の立ち上げに関わる。2014年、多様な食文化に対応するレストラン情報を発信する「HALAL MEDIA JAPAN」を立ち上げ、フードダイバーシティ株式会社を創業。ハラールにおける国内最大級のトレードショー「HALAL EXPO JAPAN」を4年連続で開催し、国内外の事業者、及びムスリムを2万人以上動員。さらに2017年からはハラールだけでなく、ベジタリアン、ヴィーガン、コーシャ、グルテンフリー、アレルギーなどに事業領域を広げ、全国自治体・行政と連携しながら普及のための講演活動、及び集客のための情報発信を行う。2020年には総理大臣官邸で開催された観光戦略実行推進会議にて、菅総理大臣に食分野における政策を直接提言した。著書に「開国のイノベーション」(株式会社スリースパイス)。
聞き役(中東真紀:カラダノミライ研究所 代表)
【中東】
守護社長、本日はどうぞ宜しくお願いいたします。守護社長さんに、はじめてお会いさせていただきましたのは、2019年11月の第15回日本給食経営管理学会です。シンポジウムの講師として「フードダイバーシティ(食の多様性)」について熱く語っていただき、本当にありがとうございました。
この、フードダイバーシティ株式会社をはじめられたきっかけは何ですか?是非とも、教えてください。
【守護社長】
はい、私は学生時代から外国人と関わっていたり、バックパッカーで世界一周するなどの経験をしていました。その当時から外国人と食卓を囲む際には、様々な食のルールが存在することを認識していましたが、日本ではそのような情報がほとんど一般化していませんでした。
世界から高い評価を受ける和食ですが、さまざまな食のルールが壁となっていていることを目の当たりにし、これらの情報が一般化すればもっと日本は食で稼ぐことができると感じて、2014年に会社を創業いたしました。
【中東】
ちょうど、今年で設立10周年ですね。おめでとうございます!また、学生時代のお話も面白いですね。バックパッカーで世界一周は、とても貴重な体験ですし、その経験も会社設立のベースになっているのですね。素晴らしいです。
フードダイバーシティ株式会社は、具体的にどんなことをしている会社ですか?
【守護社長】
主に3つの事業があります。
1.講演事業
全国各地で食の多様性に関する情報を普及させるため、年間100回ほど講演を行います。
2.コンサルティング事業
様々な食のルールに対応したいという企業様に、具体的なノウハウ、商品開発支援、マーケティング支援を行います。
3.情報発信事業
多言語で日本の食の情報を世界に向けて発信しております。
【中東】
守護社長さんのお話はインパクトがあって、とても興味深い内容ですから、皆さんにも1度は聞いていただきたい講義ですね。年間100回の講演ということは、3日間に1日は講演されていますね、相当なエネルギーが必要だと思います。どうぞお体を大事になさってください。私は、以前にフードダイバーシティ株式会社様が開催されています「フードダイバーシティ大学」を受講しましたが、とても充実した内容で、楽しく勉強させていただきました。
フードダイバーシティ株式会社の魅力は何でしょう?
【守護社長】
ありがとうございます。さまざまな食の多様性対応に関して、入口(導入・商品作り)から出口(集客・販売)まで一気通貫でサポートができることです。
【中東】
一気通貫ですね、熱い思いが伝わりました。
「フードダイバーシティ(食の多様性)」について、私たち国民がひとりひとりできることは何かありますか?
【守護社長】
まずは関心を持って、知ることが重要だと思っています。実際、当事者に「なぜ食べられないのか」と「どうしたら食べられるようになるのか」を聞いてみるのもいいと思います。
私自身も「好き嫌いは言ってはいけない」「出されたものは全て食べる」という教育を受けてきて、これについては何も疑問を持たずに学生時代を過ごしました。
決して、これが間違っているというなどという話をしたいわけではなく、これが基になって「もったいない」など、とても大事な文化が形成されたと思っています。
上記に加えて「食には多様性がある」を考えていく時代になったと伝えたいです。
【中東】
日本人は、どんな国の料理も食べることができますが、食べられないものがある民族も多いことを知る必要がありますね。私も以前、アメリカ人と一緒に食事をしたときに、懐石料理に「タコの煮物」が入っていたのですが、彼が「タコは、デビルフィッシュで見ることも駄目」と言っていました。「水中に棲む生き物のうち、食べて良いのはウロコとヒレのあるもの、それ以外は食べてはならない」という教えがあり、キリスト教やイスラム教の一部とユダヤ教の信者はタコを食べないですね。とても興味深いです。
最後に、これからの日本の未来のために、みなさんにメッセージをお願いします。
【守護社長】
私自身、日本生まれ日本育ちで日本食が好きで日本食を主に食べています。世界の人にそのおいしさを伝えたいという思いから、ヴィーガンやハラールなどのことを学んできましたが、それらが理由で日本食を食べることができていない人はまだまだ多くいます。
つまり、日本食はまだまだ外貨を稼ぐことができます。
【中東】
日本食の未来の可能性を模索して、食の考え方や見方を変えることで、日本食を通じて世界中の人と繋がることができるということですね。もっと勉強したいです!これからも、ご指導いただきますよう、どうぞ宜しくお願いいたします。
本日は、お忙しい中を、本当にありがとうございました。
守護社長さん。著書「開国のイノベーション」(株式会社スリースパイス)
■フードダイバーシティ株式会社
設立:2014年9月4日
代表:代表取締役 守護 彰浩(Akihiro Shugo)
本店:東京都台東区上野6丁目1番6号 御徒町グリーンハイツ1005号
TEL:050-6865-6881
Mail:info@food-diversity.co.jp
https://company.fooddiversity.today/